液体サイクロンへスラリーを圧入しますと遠心力により粒子は周壁部へいくほど比重、粒子径の大きいもの、中心に向かうほど比重、粒子径の小さいものに衛星状に配列されます。周壁部にはサイクロンのテーパーに沿い下降流が発生しており、この流れにのって比重、粒子径の大きいものはボトムノズルへ導かれ排出 されます。一方中心部は逆に上昇流が発生しており比重、粒子径の小さいものはこの流れにのりトップノズルへ排出されます。以上の原理により液体サイクロンで分離、分級、濃縮ができるわけです。